出典: Weekly Recall: Jetpack Cat, The Purr-fect Storm
空飛ぶ猫、オーバーウォッチ2に降臨
空を横切るあの雄大な影は鳥でも飛行機でもない――ジェットパックを背負った猫だ。シーズン1で登場した新ヒーロー「ジェットパックキャット」ことフィーカが、オーバーウォッチ2のプレイヤーたちの間で大きな話題を呼んでいる。Blizzardの開発チーム「Team 4」が、この愛らしくもカオスなヒーローの誕生秘話を語った。
10年以上前から温められていた構想
ジェットパックキャットの構想は、オーバーウォッチ2の前身となった開発中止タイトル「Titan」の時代にまで遡る。実に10年以上にわたりコミュニティの間で語り継がれてきた「幻のヒーロー」だった。シーズン1の複数ヒーロー同時追加の一環として実装が決まった際、Team 4にとってその選択は「自動的なもの」だったという。他の新ヒーローたちが持つシリアスな物語とは対照的に、明るく型破りな存在を加えたいという狙いがあった。
デザインへのこだわり
アートディレクターのディオン・ロジャースが掲げた絶対条件は「十分にかわいいこと」。コンセプトアーティストのボビー・キムが描いたビジュアル案はチーム全員の心を掴んだ。
- フィーカが操縦するジェットパックのコンソールは、まるでペットショップの光る猫用おもちゃのようなデザイン
- ジェットパック本体はロア上ブリギッテ・リンドホルムが設計したもので、オーバーウォッチらしい丸みのある金属素材で仕上げられている
- 3Dモデルでは柔軟な肩関節や大きく開いた瞳など、猫の解剖学的制約を克服する工夫が施された
空中特化のアビリティキット
ヒーローデザインチームは「ミームヒーロー」という懸念をものともせず、猫らしさを全アビリティに注入した。
- 恒久的な飛行 ― オーバーウォッチ史上初の常時飛行ヒーロー。ファラのジャンプジェットとは異なり、着地という概念がない
- テザー系アビリティ ― 猫が紐やコードで遊ぶ習性にインスパイアされたゲームチェンジャー
- パー(Purr)ヒーリング ― 猫のゴロゴロ音が心拍を整え治癒を促進するという実際の研究から着想を得た範囲回復アビリティ
- 猫が物を落とす習性を反映した各種攻撃アビリティ
常時飛行の実装はアニメーションチームにとって新たな挑戦であると同時に、四足歩行の機械装着アニメーションという超難題を回避できるメリットもあったという。
まとめ
ジェットパックキャットは、オーバーウォッチ2が持つ遊び心と創造性を象徴するヒーローだ。10年越しの夢がシーズン1で現実となり、愛らしい空中の脅威としてプレイヤーを魅了し続けている。
出典: Blizzard公式 – Weekly Recall: Jetpack Cat, The Purr-fect Storm
わさびの見解
ジェットパックキャット、フィーカの登場は日本サーバーでも大騒ぎだ。10年越しのTitan時代からの構想がOW2シーズン1で実現したのは、Blizzardの長期ビジョンを示す。Team 4が「自動的な選択」と言うのは、コミュニティのミーム需要を反映した結果だろう。英語圏のWeekly Recallを読むと、シリアスな新ヒーロー群に明るいカオスを加える狙いが明確だ。日本プレイヤーには、ファラやエコーの空中戦がさらに複雑化する影響がある。
アビリティは常時飛行が最大の特徴で、着地なしの機動性はアニメーションチームの挑戦を回避しつつ、四足猫の動きを活かした。テザー系ultやゴロゴロヒールは猫の習性をゲームに落とし込んだ工夫だ。ブリギッテ設計のジェットパックはロア接続も完璧。行間として、ミームヒーロー懸念を無視したのはカジュアル層拡大狙いだろう(これは俺の推測だが)。日本勢はランクでファラ対策のヒットスキャン(ソジョーンやキャスディ)が通用しにくい空中を警戒せよ。使うなら高所キルラインを意識し、テザーでピックオフを狙え。
エンジニア目線で言うと、柔軟肩関節の3Dモデルは物理シミュレーションの賜物だ。日本コミュニティの高速マッチングでフィーカ乱舞が起きるはず。クイックプレイでフィーカピック率爆上がりだろう。みんな、フィーカの空中乱舞を体感してみてほしい。対空対策どう変えるか、日本勢の工夫が見ものだ。




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